静岡県の盛り土規制条例の見直しに関して森副知事と熱海市の斉藤栄市長らが意見交換

静岡県の盛り土条例の見直しに関して、森副知事と熱海市の斉藤市長らが意見交換をしました。

 意見交換会に参加したのは森副知事と、静岡県市長会の会長を務める中野弘道焼津市長、斉藤栄熱海市長です。

 熱海土石流災害を受けて、2022年に施行された県の盛り土規制条例を巡り、盛り土規制法との二重規制による負担増に業者から見直しが求められていました。

 森副知事らは県が検討している盛り土規制条例の見直しを巡り意見を交わしました。

斉藤栄熱海市長:
「熱海土石流災害から3年3カ月。28名が犠牲になったああいうことを二度と起こさないためには、再発防止策が1番大事だと思います。その再発防止策に最も大切なのはきちんとした法令の整備だと自分は考えております」

 森副知事は生活環境の保全に関する規制は、残す形で改正を考えているといいます。

森副知事:
「環境保全については守っていかないといけない。一方である程度の簡素化できる手続きは検討していく」」

 県は今後も情報を公開して意見を交換していく方針です。
 
 県議会特別委員会は19日条例改正などの提言を盛り込んだ報告書を議長に提出していて、県議会9月定例会で報告されます。