静岡市の小中学校でオンライン授業の実証研究 新型コロナ対策のマニュアル作成へ
「授業を始めましょう」
「始めましょう」
「いいね、なんか不思議な雰囲気だけど、画面共有します」
「始めましょう」
「いいね、なんか不思議な雰囲気だけど、画面共有します」
静岡市立南部小学校。教室にいるのは教員だけ。新型コロナ感染対策として、静岡市内の小中学校でオンライン授業の実証研究が実施されました。市として初めての試みです。
6年生のクラスでは歴史の授業が行われ、天下統一した豊臣秀吉について班ごとに課題を発表しました。
児童:「各地の大名を自分に従わせたってすごく大きなことだと思うんだよね」
児童:「たしかにそれはあるかもしれない」
児童:「西日本全域を支配するというのもあったんじゃない」
児童:「でも、その地位を利用したから西日本全域を支配することができたんでしょ」
オンラインならではの課題も。
浅井教諭:「出ないね。もう一回やってみます」
児童:「先生、共有されました」
浅井教諭:「こういった授業スタイルは一つの手段になるのかなというところが、可能性を見出したのがメリットかなと思います。ただ通信ネットワークとか授業以外のところで障害がたくさんあるので、そこを解消していかないといけない」
静岡市では実証研究をもとにマニュアルを作成し、今後のオンライン授業に生かしていくとしています。
※本日実施は5校。10日までに計9校で実施予定。