【新型コロナ】週末会見まとめ 病院・障害者施設「クラスター収束宣言」 静岡城北高校は「全校検査」終了…「これ以上の拡大ない」
富士市立中央病院が「クラスターの収束」を宣言
静岡県内最大のクラスターとなっていた富士市立中央病院が「クラスターの収束」を宣言しました。富士市立中央病院は、去年12月17日に最初の感染者が判明してから患者54人、医療従事者76人ら計155人が感染、収束までに1カ月半かかりました。
静岡市の障害者施設も
さらに、42人の感染が確認されていた静岡市の障害者施設「療育センター令和」も「クラスターの収束」を宣言しました。
静岡城北高校の希望者対象の全校検査が終了 137人が希望せずも…静岡市「これ以上の拡大ないと考える」
一方、生徒と教職員22人の感染が確認され、県内初の学校クラスターに認定された静岡市の県立静岡城北高校では、希望者を対象とした「全校検査」が終了しました。
静岡市会見(1月30日):「きのう検査結果待ちということで、ご報告をさせていただいた生徒100検体についてはすべて陰性。これにより検査の対象者数、すべての教職員、生徒899人が分母になるが、このうち検査検体採取済み、イコール検査結果判明済みですけど762人。検査を希望されていない方は137人いる」
Q.残りの137人の方は全員生徒?
静岡市:「はい、その通りです。」
Q.今後クラスターの拡大は?
静岡市:「現時点では762人の検査が終了しているので、あと137人をどう見るかということで、少なくとも症状のある方はいないと聞いているので、現時点ではこれ以上の拡大はないと考えている」
市は現時点でこれ以上クラスターが拡大する可能性は低いとの見通しを示しました。ただ、感染者の家族ら濃厚接触者の2次感染は、きょうまでに8人となっています。