【新型コロナ】静岡県内で新たに22人が変異ウイルス陽性…7人は経路不明 新規感染者は8人 3週間ぶりの1桁に
静岡県内の26日の新規感染者は、3週間ぶりに1桁に減りましたが、変異ウイルスの感染者は20人を超えました。
県内の新規感染者は8人で、今月5日以来3週間ぶりに1桁に減少しました。自治体別では浜松市が3人、静岡市や熱海市、島田市、富士宮市、それに函南町でそれぞれ1人となっています。
浜松市の3人のうち2人が、25日にクラスターに認定された東区の浜松労災病院関連で、医療従事者と家族らです。これでクラスター関連の感染者はあわせて12人となりました。
変異ウイルス検査で新たに22人が陽性と判明しました。22人のうち4人はすでに変異ウイルスクラスターが発生したとみられている御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地や裾野市の高齢者施設の関連です。一方、7人は感染経路不明です。また、すでに変異ウイルス陽性が判明している検体のうち5検体について、詳しい解析の結果、いずれもイギリス型と判明しました。県内の変異ウイルス陽性はこれで130人です。
また、県は、変異ウイルスの型などを調べる詳しい解析について、これまで都内にある研究所で1週間ほどかかっていたものを迅速に進めるため、三島市の国立遺伝学研究所に依頼することを決めました。県によりますと、この施設での解析は今週中にも始まり、1日最大50検体を解析することができ、最短で翌日の夕方には結果が判明するということです。