詐欺の受け子と見られる台湾の男逮捕 警察官騙り70代女性に嘘の電話⇒玄関先にキャッシュカード等置かせる 静岡・沼津市

 嘘の電話をかけて高齢女性からキャッシュカードなどをだまし取り、それを使って現金200万円を引き出したとして、台湾国籍の男が逮捕されました。

 詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住居不定無職の台湾の男(43)です。警察によりますと、男は他の人物と共謀し、5月下旬から6月上旬、静岡県沼津市に住む70代女性に警察官や金融機関の職員などを名乗って嘘の電話をかけ、指定された場所に置かせたキャッシュカード1枚と通帳1枚をだまし取った疑いがもたれています。さらに、6月上旬そのキャッシュカードを使って、沼津市内の金融機関に設置されたATMから複数回にわたり現金合わせて200万円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。

 男は特殊詐欺グループの受け子と出し子の役割を担っていたとみられ、防犯カメラの捜査などから関与が浮上しました。

 男はやったことは認めているものの、犯意を否認しているということで、警察が余罪や共犯者の有無を調べています。

 犯人グループは警察官や金融機関の職員を名乗り、「個人情報が悪用されている。在宅捜査する必要がある」「マネーロンダリングの事件であなたの口座が使われている」「キャッシュカードを預かる必要がある」などと言い、女性に、自宅の玄関脇にキャッシュカードなどを置かせていたとみられています。

 警察は「警察官や検察官がお金の支払いを求めることはない」と注意を呼びかけています。

沼津警察署
沼津警察署