児童に体罰を加えけがさせる 磐田市の27歳の小学校教諭に戒告処分 静岡県教育委員会
児童を体罰しけがをさせた静岡県内の小学校の男性教諭が、懲戒処分を受けました。
「戒告」の懲戒処分を受けたのは、県西部地区の小学校に勤務する男性教諭(27)です。
県教育委員会によりますと、男性教諭は去年12月16日、当時勤務していた磐田市立福田小学校で、児童同士のトラブルを指導する際、児童が座る椅子の背もたれを足の裏で蹴る体罰を加えました。児童は頸椎をねんざするけがをしました。体罰は児童が帰宅後に保護者に相談したことから発覚しました。
県教育委員会は26日付で、男性教諭を戒告処分とするとともに、教職員の指導監督を適切に行うよう各学校長に対し通知したということです。
傷害容疑事件としては、検察が3月29日付で不起訴処分としています。