「ショックが大きい」…「グレーチング」盗まれた茶農家の男性 32歳の男を逮捕…換金目的か 静岡・島田市
静岡県島田市で農家の男性が設置した「グレーチング」と呼ばれる金属製の側溝のふたが盗まれた事件で、警察は容疑者の男を逮捕しました。
被害者の茶農家男性:「ショックが大きいですよ。悔しい思いだよね、何でそんなことするのか分からない」
島田市川根町の茶農家の男性は7月下旬ごろ、自身が所有する茶畑の側溝に設置していた「グレーチング」と呼ばれる金属製のふたが盗まれているのに気付きました。盗まれたのは6枚、時価合計およそ1万円です。
男性は茶畑で作業をする際に、側溝にはまるのを防ぐため、グレーチングを設置していたということです。男性は警察に被害届を出し、17日、容疑者が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、焼津市の32歳の会社員の男。男は容疑を認めていて、車両を使って犯行に及んでいたとみられます。
警察は、盗んだグレーチングを金属の回収業者に売却していたとみて、調べを進めています。
6月には島田市の林道で金属製の側溝のふたが122枚、150万円相当が盗まれたほか、掛川市や牧之原市でも同様の被害が発生していて、警察は男の関与について調べを進めています。