いじめの被害者側が謝罪を求めたことに対し市教委は「県教委の判断を待っている」と回答 静岡・湖西市教育委員会
静岡県湖西市の市立中学校であったいじめ問題で、保護者が当時の教職員らの処分や謝罪などを要望したことについて、市教育委員会は「県教委の判断を待っている」と回答しました。
2019年湖西市立の中学校に通う当時中学2年生だった女性が、いじめを受けた問題では、第三者委員会の調査で「重大事態だった」といじめが認定されました。
これを受け、湖西市教育委員会はいじめ問題が長期化してしまったことに対し謝罪。
保護者は当時の教職員の処分や謝罪など、16項目について説明を求めていました。
6日夜は、この要望について市教育委員会が経過を報告。
教職員らの処分について「県教委が判断すること」。
謝罪についても「その判断を待っている」などと回答したということです。
保護者は:
「何一つ納得できる回答はなかった。人として処分が出てから謝罪ではなく。まず謝罪じゃないか、と私は思う。」
保護者は今後市長に対し、検証委員会の設置を求める要望書を提出するとしています。