依頼金2900万円を私的流用…弁護士を『除名処分』 静岡県弁護士会
静岡県弁護士会は依頼を数年間放置し、依頼者からの預かり金を私的に使ったとして、静岡市の男性弁護士を除名処分にしました。
除名となったのは、静岡市葵区上足洗の西河修元弁護士(65)です。県弁護士会によると、西河元弁護士は2015年7月、市内の解体業者から破産手続きの依頼を受けたにも関わらず、おととしまで放置。その間業者から受け取った依頼金などおよそ4800万円のうち2900万円を事務所の経費などに使ったということです。
除名は弁護士の懲戒処分として最も重く、3年間、弁護士資格を失います。県弁護士会で除名処分は初めてです。
静岡朝日テレビ