「車両点検に時間がかかった」…3つのバス停に止まらず運行 伊豆箱根交通に文書警告 中部運輸局
伊豆箱根交通のコミュニティーバスが、本来通るはずのバス停に止まらず運行されていたとして、国土交通省中部運輸局は文書で警告しました。
去年12月26日、伊豆箱根交通のコミュニティーバスが、本来の出発地点ではないバス停から運行を始め、合わせて3つのバス停に止まらなかったとして、中部運輸局は2月、監査に入りました。
利用者から「乗ろうと思ったバスが来ない」と連絡があり発覚したもので、伊豆箱根交通は、「車両点検に時間がかかったため、途中のバス停から運行を開始してしまった」と説明したということです。
中部運輸局は、運転手への指導が不適切で、道路運送法違反にあたるなどとして2日付で文書で警告を行いました。
伊豆箱根交通は、「警告処分を重く受け止め、今後は道路運送法の規定に違反することがないよう社員教育を徹底し、お客様に安全安心を提供できる会社を目指してまいります」とコメントしています。