今年の被害総額は5億3600万円…高齢者の特殊詐欺被害の防止に民生委員に協力求める 静岡県警

 高齢者の詐欺被害を防ぐため、静岡県警は民生委員に協力を呼びかけました。

 先週行われた式典には、県や市の民生委員の会長3人が参加し、県警は、特殊詐欺の手口や電話対策などが書かれたチラシの配布や高齢者から特殊詐欺の被害に関する相談を受けたときの情報共有を依頼しました。

 県警によりますと、今年に入ってから特殊詐欺の認知件数は283件で、被害総額は5億3600万円あまりにのぼるということです。そして、去年あった特殊詐欺の被害者のうち、およそ9割が65歳以上の高齢者で、そのうち8割は女性でした。