男性殺害後遺体をすぐにスーツケースに入れたか 浜松市殺人死体遺棄事件
浜松市で元暴力団幹部の男らが知人男性を殺害したとされる事件で、男らは被害者を殺害後、すぐに遺体をスーツケースに入れたとみられることが新たに分かりました。
元暴力団幹部の男(39)と解体工の男(46)ら男女3人が6日朝殺人容疑で送検されました。
3人は6月下旬から7月中旬までの間、浜松市西区に住む知人の男性(43)を、解体工の男の自宅やその周辺で暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。
男性の遺体は容疑者の関係先アパートの、駐車場に止められた軽乗用車内にあったスーツケースの中から見つかっています。
捜査関係者によりますと、男性はスーツケースの中でうずくまるような格好だったといいます。
元暴力団幹部らが男性を殺害直後、硬直が始まる前にスーツケースに入れたとみられています。
男性の体には複数の傷があり、死因は外傷性ショックでした。
警察は元暴力団幹部らが執ように暴行を繰り返したとみて動機を調べています。