【速報】手術しないと戸籍上の性別変更できない現行法は「違憲」 静岡家庭裁判所浜松支部が初の司法判断
戸籍上の性別の変更を巡り、生殖機能をなくす手術を受ける必要があるとした法律の規定について、静岡家庭裁判所浜松支部は、違憲とし無効にする判断を示しました。この規定の違憲判断は全国で初めてです。
女性として生まれた人が、「手術を事実上強制するもので、人権侵害だ」とし、戸籍上の性別の変更を認めるよう裁判所に審判を申し立てていました。弁護団によると、家裁は11日、この法律が憲法13条に違反し、違憲無効だと判断、申立人の性別の取り扱いを男性に変更するとの審判を下した、ということです。