浜松市の認可保育園で保育士が0歳児に対して不適切保育 腕や頭を乱暴に触るなど 浜松市西区
浜松市の認可保育園で0歳児クラスを担当する保育士が、園児に対して不適切な保育をしていたことが分かりました。
梅田航平記者
「浜松市西区の閑静な住宅街の中にある大平台わかくさ保育園。こちらの園で園児への不適切保育園が明らかになりました」
大平台わかくさ保育園や保護者によりますと、女性保育士は担当の0歳児クラスの全員、8人の園児に対し、大声で名前を呼び捨てにする。
園児の意思に反して食べ物を口に入れる。
腕や頭を乱暴に触る。
「おしおき」という言葉を繰り返し使う。
このいずれかをしていたということです。
浜松市に匿名の通報が入り発覚したもので、園は9月27日から園内カメラの映像や、職員への聞き取りから事実を確認した としています。
1歳児の保護者:
「心配もあって、どういう行動をしていたか気になる」
12日夜保護者説明会が
不適切保育の発覚を受け、12夜園側は保護者説明会を実施。
参加した保護者によりますと、園側からは謝罪とともに園長の
辞任と、該当する女性保育士を解雇する方針が示されたということです。
ただ、園長と理事長は冒頭のみの出席でその保育士は欠席。
説明は、姉妹園の園長が話したということです。
参加した保護者からは。
0歳児の保護者:
「誠実さが伝わってこなかったのが不信点というか、納得できない。(0歳児は)嫌なことがあったとか伝えられないので、変わっていく様子が見られないなら、転園も考えていかないとと思う」
園は「他の保育士らから報告があったが、園長、主任保育士の認識が甘く、適切な対処を行えなかった」などとコメントを発表しました。
浜松市は園から提出された報告書や動画データを元に事実確認を進めていて、今後の対応を検討しているとしています。