「園長の保育士へのパワハラがあった」との証言も…市が注意　不適切な保育判明の認定こども園　浜松市

　浜松市中区の認定こども園「れんげこども園」で午後６時半から開かれた臨時の保護者説明会。保育士の配置基準を満たしていなかったことや、保育士による園児への不適切行為について、理事長や園長が説明し、謝罪したということです。また、青山一子園長は責任を取って５月末に退職する意向を明らかにしました。

　一方、浜松市への取材で、複数の保育士から園長のパワハラに関する相談が寄せられ、市が注意していたことが新たにわかりました。

園の関係者：「園長によるパワハラがとても多くて、途中退職する職員もとても多かったです。態度や顔色を変えるだとか、それで精神的にまいってしまって」

　また、園長自身が不適切な保育をしていたと証言します。

園の関係者：「ほとんどの先生が、園長が（園児に）手を出すところを見ています。そういった行為がお手本になってしまって、ほかの先生たちもやっていいことなんだと思っていたところもあるかもしれません」

　園は再発防止策として、職場環境の改善や外部講師による研修に取り組むとしています。

　　　　　　　　　　　　（２月１７日放送）