第4回再審公判を終えて弁護団と検察の反応 静岡地裁
4回目の再審公判を終えて弁護側、そして検察側の反応です。
袴田さんの姉 ひで子さん:
「きょうは裁判らしい裁判でございました。小川先生はじめ弁護団の反論がすばらしかった。
検察で何を言おうと私はびくともしない。
もう弁護士を信用しております。」
Q5点の衣類を見た感想は?
「私初めて見たんですね。テレビや新聞など、報道では見たことがあるんですが、初めて見ましたきょうね。だけどよくわからなかった。
はっきり言って、これがズボンであろうとかステテコであろう ということはわかるけど。
ちょっとよくわからなかった。 古いものですからね。あんななっているのかと」
事務局長 小川秀世弁護士
弁護団 事務局長小川秀世弁護士:
「今回我々の主張のベースにしたのは2010年に開示されたカラー写真。そのカラー写真を前提に議論しなければいけないのに、彼らはそのカラー写真をもとにした議論は何も言えない。 今回の写真の提示だで写真に関する議論だけで十分犯行着衣で逆にないということが、1年2カ月も味噌に 浸かったものでないこと。
そして犯行着衣として血が付いたものでないことがはっきりした。
ということで、それによって5点の衣類がねつ造証拠であるというふうに強く推認されるというふうに確証している」
検察側は
一方、検察側は、そのものを見て、5感の作用で感じ取って、そこから事実認定するというためのものなので、あそこまで状態が変わっていると、事実を読み解くことが難しいし、誤った事実を読み取ってしまう可能性もある。
弁護人は弁護人なりの視点でねつ造証拠だという主張に沿って使い方をしたいということなので、それについて破損の恐れというのを踏まえて許可したのは裁判所の訴訟指揮とコメントしました。