冷凍カツオ窃盗事件 被告から現金を受け取っていたとして漁協職員10人を懲戒処分に 静岡・焼津漁協
静岡県の焼津漁港で起きた冷凍カツオの窃盗事件をめぐり、被告から現金を受け取っていたとして漁協職員10人が停職の懲戒処分を受けました。
焼津漁協によりますと、6日付けで懲戒処分を受けたのは、10人の職員です。
焼津漁港で起きた冷凍カツオの窃盗事件ではこれまでに3つのルートが発覚。
8月末から9月にかけて漁協が行った職員への聞き取り調査では、10人が第1ルートや第3ルートで窃盗を黙認する代わりに水産加工会社の元常務らから現金を受取っていたことを認めたということです。
漁協は、事件への関与の度合いを考慮し、10人を2カ月から5カ月の「懲戒停職」とし、このうち係長と主任合わせて4人を降格としました。
一連の事件をめぐっては、去年3月、当時の職員2人が懲戒解雇となったほか、15人が出勤停止処分となりました。