元交際相手を殺害し遺体を遺棄した罪に問われている男「真犯人は出てきて僕に謝ってほしい」と供述 静岡地裁

元交際相手の女性を殺害し、遺体を静岡市の山中に遺棄した罪などに問われている男の裁判で、男は「真犯人に謝ってもらいたい」と話しました。

 起訴状によりますと、住所不定の無職の被告(38)は、おととし1月元交際相手の女性(当時37)を殺害し、遺体を清水区の山中に遺棄。

 女性のスマホからネットバンクにアクセスし、300万円を自身の口座に不正送金したとされています。

 4日も被告人質問が行なわれ、被告はスマホから女性との通信履歴を削除していたことについて、「12月に別れてから 毎回削除していたので特に理由はないが、癖みたいなもの」と話しました。

 被告は無罪を主張していて、裁判員から「真犯人に言いたいことは」と問われると、「無実の罪で逮捕されむかついた。真犯人には素直に出てきてほしいと思う。被害者だけでなく僕にも謝ってほしい」などと答えました。

 裁判は次回、8日に結審する予定です。

静岡地裁
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