交通事故で長男を亡くした遺族から自転車でのヘルメット着用の大切さを学ぶ「命の教室」 静岡・藤枝市
静岡県藤枝市の高校で21日、高校生の長男を交通事故で亡くした遺族を講師に招いた「いのちの教室」が行われました。
講師の渡邉明弘さんは愛媛県松山市在住で、2014年12月に当時高校1年生だった長男を交通事故で亡くし、その後ヘルメット着用や交通安全を訴える活動を続けています。
自転車でヘルメットを着用していなかった長男の事故は、愛媛県で高校生のヘルメット着用義務化の大きなきっかけとなりました。
渡邉さんは生徒らに事故の概要を説明して、ヘルメット着用の大切さを訴えました。
男子生徒:
「ヘルメットしないと頭をぶつけてしまうので、危ないと思って。自分も今までヘルメットつけたことなかったんで、これからは着けたいと思う」