着用率向上を目的に…自転車用ヘルメットを入れる特製バッグを児童に贈呈 静岡市

 去年、着用が努力義務となった自転車用のヘルメット。その着用率向上を目的に作られた特製のバッグが、静岡市の小学生らに贈られました。

 特製のバッグを製作したのは、交通安全グッズの「横断バッグ」を製造している静岡市の宮原商店です。今回、自転車用のヘルメットが入れられるサイズの「横断バッグ」を作り、長田西小学校の代表児童11人と高齢者交通事故防止モデル地区の代表者10人に贈呈しました。

小6:「(自転車に)乗った後の(ヘルメットを)置く場所とかに困っていたりすることもあったので、このバッグをもらって、自転車乗った後とかに使いたいなと思います」

 警察によりますと、自転車用ヘルメットの静岡県内の着用率は10.6%で、全国20位となっています。

宮原商店 杉山司さん:「ヘルメットを今かぶっていらっしゃる方も、これがヘルメットケースになりますので、これからも環境が変わっても、このバッグで(ヘルメットを)かぶって行ってほしいなと思います」