多数の負傷者想定しトリアージから救急搬送まで…消防署と中学校が合同で訓練 静岡・富士宮市

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 静岡県富士宮市で消防署と中学校が合同で消防訓練を行いました。

 この訓練には、富士宮市立北山中学校の生徒・職員167人、西消防署、北分署及び上野分署35人、消防本部3人が参加しました。訓練では校舎2階のベランダに設置されているエアコンの室外機から出火し、教室のカーテンなどに延焼したことを想定。全校生徒が防災頭巾をかぶり、速やかに避難を開始しました。避難した後は、多数の負傷者が発生したことを想定したトリアージから救急搬送までの訓練を実施しました。

中学3年 女子生徒:「きょうは訓練だったのでテキパキ進んでいるイメージはあったが、本番になると焦ってしまうことがあると思うので、訓練をもっとしていきたい」

富士宮市・西消防署 大久保彰彦署長:「先生方の避難誘導が最も大切なことだと思っています。防火意識を持っていただけるだけでも火災の発生率は軽減するかと思っています」