「無罪になるのは当たり前」袴田巌さんの姉・ひで子さんが改めて無実を訴える

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 いわゆる「袴田事件」で死刑が確定している袴田巌さんの姉・ひで子さんがボクシングのイベントで改めて無実を訴えました。

 1966年、静岡県の旧清水市でみそ会社専務一家4人が殺害された事件で、元プロボクサーで、当時30歳の袴田巌さんが逮捕され、1980年に死刑が確定しました。

 4日静岡県富士市でボクシングのイベントが開催され、袴田巌さんの姉・ひで子さんが9月26日の再審=やり直しの裁判の判決を前に、改めて袴田さんの無実を訴えました。
 
●袴田ひで子さん(91):
「あとは判決を待つだけなんですよ。だから、私はデンと構えております。巌は無実だから無罪になるのは当たり前だと思っている。無罪ということを大いに期待している」

 さらに、ひで子さんはえん罪のない世界を目指し活動していくと話しました。