東海道新幹線保守用車両の脱線事故 6両のうち3両でブレーキ力が低下した状態で走行 ブレーキ力の確認方法を誤る JR東海
東海道新幹線の終日運転見合わせにつながった保守用車両の脱線事故について、JR東海はブレーキ力の確認方法を誤っていたと明らかにしました。
東海道新幹線は7月22日、愛知県で保守用の車両同士が衝突して脱線し、浜松ー名古屋間の上下線で終日運転を見合わせました。
JR東海は6両の保守用車両のうち3両で、ブレーキ力が低下した状態で走行していたと明らかにしました。
確認方法を誤っていたため、ブレーキ力の低下を事前に認識できなかったということです。
車両を導入して14年間、誤った方法で確認が行われていました。
JR東海は確認方法をマニュアル化し、再発防止策を徹底していくとしています。