空き家に侵入し楽器など35万円相当を盗んだ罪に問われた元静岡県警警部補に懲役2年執行猶予5年の判決 静岡地裁

静岡市の空き家に侵入し楽器を盗んだ罪に問われた警察官の男に静岡地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。

 判決によりますと、静岡県警捜査2課の元警部補の被告(36)は、2月から3月静岡市駿河区用宗の空き家にガラスを割って侵入し、楽器など19点およそ35万円相当を盗んだということです。

 判決で谷田部峻裁判官は「警察官職務で得た情報から邸宅に侵入し、指紋を残さないよう手袋をはめるなど、犯行に計画性が認められ、社会的信頼を失墜させる犯行」と指摘。

 一方で「被害弁償にも応じ、懲戒免職になるなど一定の社会的制裁を受けた」として、被告に懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

静岡地裁