静岡県富士宮市で採取された2種類のキノコから国の基準値を超える放射性セシウムを検出
静岡県は、富士宮市で採取された野生キノコから、国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。
静岡県によりますと、富士山周辺の5つの市と町の野生キノコを検査したところ、ハナイグチとキヌメリガサの2種類から、基準を上回るセシウムが検出されました。
いずれも富士宮市で採取されたもので、キヌメリガサは国の基準値100ベクレルを大幅に上回る440ベクレル、ハナイグチは120ベクレルでした。
この地域の野生キノコはすでに国から出荷制限が出ていますが、県は改めて該当する地域での野生キノコの採取や、出荷を控えるよう注意を呼び掛けています。