強制執行を妨害する目的で自身の車の名義を第三者に譲渡した疑い 浜松市の無職の女が逮捕
強制執行を妨害する目的で、自身の車の名義を第三者に譲渡したとして、静岡県浜松市の無職の女が逮捕されました。
強制執行妨害目的財産仮装譲渡の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区の無職の女(47)です。
女は2023年5月、強制執行を妨害する目的で、浜松市内の自動車検査登録所で、自身が所有していた外国産の車の名義を第三者に変更し、財産を仮装譲渡した疑いが持たれています。
警察によりますと女は2021年2月に愛知県の呉服店でおよそ200万円の着物をローンで購入するも、支払いを滞納。2022年2月に民事訴訟で支払いの判決が出されましたが、呉服店側が裁判所に強制執行を申し立てていたということです。
警察によりますと名義は第三者に変わっているものの、車は現在の女の家にあったということです。
警察は女の認否を明らかにしていませんが、共犯関係を視野に名義変更先となった第三者との関係などを捜査しています。
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