元交際相手の女性にストーカー行為をしたうえ殺人未遂の罪に問われた被告は起訴内容を認める 静岡地裁浜松支部

元交際相手の女性らにストーカー行為をした上、刃物で切り付け殺害しようとした罪に問われた男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 浜松市の被告(42)は2023年7月から10月にかけ、元交際相手の女性が60代の男性と暮らす自宅付近をうろつくなど、ストーカー行為をしたうえ部屋に侵入し、女性と男性の首を包丁で切りつけ、殺害しようとした罪に問われています。

 25日開かれた初公判で、被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

 その後の冒頭陳述で検察側は「女性へのストーカー行為で有罪判決を受けた後も、被告はストーカー行為を 継続し、女性を絶望させようと行った犯行は悪質」指摘。

 一方、弁護側は「被告に金銭を要求し、交際が続いていると勘違いをさせ、返還に応じようとしなかった女性にも重大な落ち度がある」などと主張しました。

静岡地裁浜松支部
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