移住希望地ランキング静岡県は2位に陥落 1位は群馬県 首都圏へのアクセスの良さが要因か

地方への移住を支援する都内のNPO法人が集計した移住希望地ランキングで、4年連続首位だった静岡県は 2位に陥落しました。
都内で移住支援を行う「ふるさと回帰支援センター」によりますと、去年窓口に訪れた相談者やセミナーの参加者に移住希望地を尋ねたところ、前回2位だった「群馬県」と回答した人が最も多く、2009年に調査を開始して以来初の1位となりました。
直近4年間首位を維持していた静岡県は2位に陥落しました。
3位は栃木県となっています。
去年の移住相談件数は6万1720件で、過去最高になったといい、年代別では50代以上で静岡県が1位となりました。
静岡県は市町の移住担当者とセンターの相談員を交えて、3者で話ができる出張相談の開催回数が多かったことが、人気の要因になっているとみられています。
一方の群馬県は20代から30代の相談が増加したといい、首都圏へのアクセスの良さなどからテレワーク移住の相談もあったということです。