元交際相手の女性にストーカー行為をしたうえ殺人未遂の罪に問われた被告に懲役12年を求刑 静岡地裁浜松支部
元交際相手の女性にストーカー行為をし、女性らを刃物で切り付け殺害しようとした被告の裁判で、検察は懲役12年を求刑しました。
浜松市中区の男性被告(42)は2023年7月から10月にかけ、元交際相手の女性が60代の男性と暮らす自宅付近をうろつくなどストーカー行為をしたうえ、部屋に侵入し、女性と男性の首を包丁で切りつけ、殺害しようとした罪に問われています。
これまでの裁判で、被告は起訴内容を認めたほか、女性との間に金銭トラブルを抱えていたことが分かっていて、弁護側は「金銭を返還しようとしなかった女性にも落ち度がある」などと主張しています。
3日の公判で検察側は、「強固な殺意を持ち、執着心が原因となった犯行は計画的で極めて悪質」と指摘。被告に懲役12年を求刑しました。
判決は6日に言い渡されます。
