道路陥没の危険性を調べる空洞調査で使用する車両を公開 静岡県

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埼玉県八潮市や富士宮市で道路が陥没したことを受け、静岡県が空洞調査で使用する車両が公開されました。

久須美舞記者
「こちらが実際に調査に使われている車両です。この部分から地面に電磁波を当てて、およそ1・5メートルの深さまで空洞があるかないかを調べることができるということです」

 静岡県は5日から専用車両を使って、道路陥没の恐れがある空洞がないか緊急調査をしています。

 調査は災害時に緊急車両が通行する第1次緊急輸送路のうち、静岡県が管理する国道合わせて382キロで、10日までに走行調査が完了しました。

 28日までにデータを解析して結果をまとめ、応急対応や他の道路での点検につなげる方針です。

 11日は自治体やコンサルティング会社の関係者らおよそ40人が集まり、調査技術やデータ解析方法の説明を受けました。

静岡県道路保全課 西原宏昌課長:
「今回県管理道路の調査をしたが、市町道でも同じような課題を抱えているし、市町との連携も含めて検討していきたいと思っていて、その第一歩足掛かりになればなと思う」