2024年の山岳遭難による死者・行方不明者の数は前の年から倍増 富士山での遭難が最多で50%超える 静岡県山岳遭難防止対策協議会

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山岳遭難事故を防ぐため関係機関による協議会が開かれ、2024年の死者・行方不明者の数は前の年から倍増したことが報告されました。

 静岡県庁で開かれた協議会には、県や警察などの担当者が出席しました。

 2024年、静岡県内では113件の遭難事故が発生。

 件数は前の年を下回ったものの死者・行方不明者数は20人と倍増しました。

 最も多かったのが富士山での遭難で50%を超え、次いで南アルプスでの遭難が15%となりました。

静岡県山岳遭難防止対策協議会 滝明副会長
「引き続き、登山者に対し万が一に備えた万全な準備、無理のない登山計画など注意を促すことが重要」

 状況遭難事故件数が高止まりしている状況を受けて、今後それぞれの関係機関ごとに対策を検討するということです。