片言の日本語で『ウイルスに感染した』…口座情報伝え269万円だましとられる 静岡・伊豆市
静岡県伊豆市で50代の男性が「ウイルスに感染したので銀行口座が取られていないか確認する」などと言われ、口座情報を伝えたところ、口座から現金269万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと6日、伊豆市の50代の男性がパソコンを使用していたところ、突然、警告音が鳴り、「ウイルスに感染したのでサポートに連絡してください」と書かれた画面が出てきました。男性が表示された番号に電話をかけたところ、片言の日本語を話す男が「ウイルスに感染したので遠隔操作で修復する」「銀行口座やネットバンクの情報がとられていないか確認する」などと言われ、口座情報などを伝えたところ、口座から現金269万円をだまし取られたということです。
警察は「他人に暗証番号などの口座情報は教えない」よう呼び掛けています。
