登山中に転倒し負傷…山頂まで登るも翌朝痛みが悪化し警察に救助要請 50代男性をブルドーザーで搬送 富士山富士宮口
富士山富士宮口九合五勺付近で19日、50代男性が単独登山中に転倒し右膝を負傷。翌朝になって痛みが悪化し、警察に救助を要請しました。
19日、富士山富士宮口九合五勺付近の登山道で、50代男性が単独で登山中に転倒し、右膝を負傷しました。男性はその後、山頂まで自力で登り、山頂の山小屋に宿泊。翌朝、起床したところ痛みが悪化し「きのうけがをした膝が痛くて歩けない」と110番通報しました。静岡県警の山岳遭難救助隊員が九合目付近まで男性を背負って搬送し、以降ブルドーザーで五合目まで搬送して救急隊に引き継ぎました。
警察によりますと、男性は「石につまづいて転んだ」と話しています。男性は以前も富士山に登ったことがあり、装備などに問題はなかったということです。
警察は「体調が悪くなったらやめる勇気を持ってほしい」と呼びかけています。
