3万3000円のプラモデルに6600円の値札を張り購入…リサイクル店で2万円で売却 自衛官を懲戒免職 空自浜松基地
航空自衛隊浜松基地の3等空曹が、リサイクルショップで正規価格ではない値札を張り替えてプラモデルを購入、およそ2万7000円分を騙し取ったとして懲戒免職処分を受けました。
航空自衛隊浜松基地によりますと、28日付で懲戒免職になったのは、航空戦術教導団高射教導群第2教導隊に所属する30代の3等空曹です。3等空曹は去年9月、浜松市のリサイクルショップで3万3000円相当のプラモデルに、他の商品に貼ってあった6600円値札を張り替えて買い、およそ2万7000円を騙し取ったということです。翌月、別のリサイクルショップで2万円で売却しています。3等空曹は「商品がほしくなったので犯行に及んだ」と話しているということです。
第1航空団司令兼浜松基地司令の鈴木大空将補は「隊員としてあるまじき行為。隊員に対する教育・指導の徹底をはかり、厳正な服務規律の維持に努めます」とコメントしています。
