2日間で高校生ら5人が死亡…静岡県が「水難事故多発警報」 「子どもから目を離さない」など呼びかけ強化

 静岡県は水難事故が相次いでいることから、11日まで「水難事故多発警報」を発令し、水遊び中の事故に注意するよう呼びかけています。

 水難事故多発警報は、水難事故が1週間で4件を超え死者が確認された際に、県民に水遊び中の事故を防ぐよう呼びかける目的で発令されます。

 県内では2日、沼津市岡一色の門池で水遊びをしていた沼津市の高校生2人が死亡。また、下田市と東伊豆町の海水浴場でも、男性が溺れ死亡するなど、2日と3日に5人が死亡する水難事故が発生しています。

 これを受け県は、水難事故多発警報を発令し、水辺で遊ぶ際は▼子どもから目を離さない▼自分の体力、技術を過信しない▼悪天候時は水場に近づかないことなどを呼びかけています。

男子高校生2人が死亡した沼津市の門池
男子高校生2人が死亡した沼津市の門池