同姓同名で住所も同じ…誤って別人の住民票と戸籍謄本を交付 静岡・磐田市

 静岡県磐田市は、競売手続きに必要な住民票と戸籍謄本を請求した静岡地裁浜松支部住民票に対し、誤って別の人のものを交付したと発表した。

 市によると、9月18日、静岡地裁浜松支部の執行官が窓口に訪れ、競売手続きに必要な住民票と戸籍謄本を請求。担当者が住民基本台帳システムで対象者を検索したところ、同じ施設に入所していた同姓同名で同じ住所の別の人の証明書を誤って交付してしまったという。

 25日に競売執行にかかる通知書を受け取った、別の人の親族から「心当たり」がない市に申し出があったことで発覚。市は、この親族と執行官に対し謝罪し、証明書の差し替えをした。

 市は「今回の件を検証し、対策を講じることで再発防止に努める」とコメントしている。

磐田市役所
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