被害甚大な地域「賃貸住宅」供給少なく…榛原地区わずか16件 県が不動産団体に追加を要請 静岡・牧之原市

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 竜巻被害が甚大だった静岡県牧之原市榛原地区の借り上げ型応急住宅の需要増加を受け、県は不動産団体に追加の物件情報の提供を要請しました。

静岡県くらし・環境部 縣茂樹部長:「よろしくお願い致します」

 借り上げ型応急住宅は、災害で自宅が「半壊」以上と判定された住民に、県が民間の賃貸住宅を借り上げ供与します。県はこれまで320件の物件情報の提供を受けていましたが、被害が大きい牧之原市細江を含む榛原地区の物件数は16件でした。今後さらに需要が見込まれるため、県は追加の物件リストの提出を県宅地建物取引業協会などに要請しました。

静岡県宅地建物取引業協会 宇野篤哉会長:「なるべく多く情報を提供したいなというふうに思っています」

 協会からは8日、新たに約100件の情報が提供され、榛原地区では2LDKの物件など55件が増え、71件となりました。8日から市を通じ、住民に情報が提供されるということです。