8人死傷の橋げた落下事故で工事に遅れ 静清バイパスの一部区間が来年度中に開通の見通し 静岡市清水区

 国交省・静岡国道事務所は、工事中に8人が死傷した静岡市の静清バイパス上りを、来年度内に開通する予定と発表しました。

 静岡国道事務所は国道1号静清バイパスの東名清水IC周辺について、高架化するための上りの橋梁上部の工事が11月27日に完了したと発表。清水区八坂西町から横砂東町までの2.4キロの上りが、来年度内に開通する見通しだということです。

橋げた落下事故の現場 2023年7月
橋げた落下事故の現場 2023年7月

 工事区間ではおととし7月、橋げたを橋脚におろす作業中に橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人がけがをしました。当初の開通予定は、来年春ごろとしていましたが、事故により開通見通しに遅れが出ました。

 静岡国道事務所は「引き続き、安全最優先で事業を進めていく」としています。

橋げた落下事故の現場 2023年7月
橋げた落下事故の現場 2023年7月
  • 駿河湾フェリー
  • 静岡クリスマスマーケット2025