焼津市立中学に通う娘はいじめで自殺し学校は適切な対応を取らなかったとして両親が市に損害賠償を求めている裁判 焼津市は全面的に争う姿勢 静岡地裁

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静岡県焼津市の市立の中学校に通っていた女子生徒がいじめを受けて自殺したとして両親が市に損害賠償を求めた裁判が始まり、市は全面的に争う姿勢を示しました。

 訴状などによりますと、当時中学3年生だった女子生徒(14)は焼津市立の中学校に転校してすぐに、複数の同級生から悪口を言われたりしていて、2022年9月自ら命を断ちました。

 女子生徒の両親は「援助要請をしたのにも関わらず適切な対応がとられなかった」として焼津市に対し7000万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしました。

 18日静岡地裁で開かれた第1回口頭弁論で、市側は請求の棄却を求め争う姿勢を示しました。

 口頭弁論では女子生徒の父親から「学校や市教委などには不信感しかない。最後にお別れしたときの娘の手が今でも 忘れられない」などと娘への思いが語れました。

 裁判は予見可能性があったのかということが焦点となります。

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