刃物を持った不審者がバスに乗り込んできた想定 バス会社と警察署が合同でバスジャック対応訓練 浜松市

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バスの運行会社と警察が連携した不審者対応訓練が浜松市で行われました。

犯人役
「おい運転手!言うとおりに動け!お前らも動くな!動くなよ!」

 訓練は刃物を持った不審者がバスに乗り込んできた想定で行われ、遠州鉄道でバスの運行管理を担当する社員や、浜松中央警察署の署員らおよそ50人が参加しました。

 不審者に対応した社員らは、無線で本社と連絡を取る方法や、行き先表示器で非常事態を知らせる手順を確認していました。

遠州鉄道 中野修吾管理課長
「こうした訓練を重ねることによって、万一のことがあった時に、いかに冷静に落ち着いて対処できるかがポイントだと感じた」

浜松中央署 吉村潤刑事官
「警察も(バスの)運行会社もまずは乗客の人命第一。これを最優先に考えながら対応していきたい」

 遠州鉄道は過去に2度バスジャック被害に遭っていて、今回はおよそ3年ぶりに合同訓練を実施しました。

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