「規範意識に乏しく高い常習性がある」消火用ホースの筒先を換金目的で盗んだ罪に問われた男に拘禁刑1年6カ月の判決 静岡地裁沼津支部
静岡県函南町で格納箱から消火用ホースの筒先を換金目的で盗んだ罪に問われた男に拘禁刑1年6か月が言い渡されました。
判決によりますと、伊東市の無職の男(57)は2025年8月、函南町に設置された格納箱から消火用ホース1本(時価約1万円相当)を盗んだほか、千葉県市川市で無免許運転をしたとされています。
5日の判決公判で静岡地裁沼津支部の薄井真由子裁判官は、換金目的で筒先を盗み、それ以前に入手した筒先を換金に行く際に無免許運転をしたと認定。
「地域の安全にとって不可欠なものを換金目的で盗むという態様は悪質で、無免許運転も酌量の余地は一切ない」と述べました。
また、男は窃盗や道交法違反を含む多数の前科があり、今回の犯行は他の裁判の上告中に行っていました。
裁判官は「規範意識に乏しく高い常習性がある」として、男に拘禁刑1年6か月を言い渡しました。
最後に裁判官が「社会復帰後これを最後にしてここに戻ってくることがないようにしてください」と諭すと、男は小さくうなづいていました。