「ドンっと言って揺れた…」　スズキ部品の工場で火災　集じん機から出火の可能性も　浜松・北区

爆発音と振動が…

工場の一部が焼け、火はおよそ2時間後に消し止められました。けが人はいませんでした。

伊地健治アナウンサー（午後8時ごろ）：「火災があった浜松市北区のスズキ部品の工場の現場です。ここから中が工場の敷地なんですが、火災発生から3時間近くが経った今も消防による現場の調べが進められているものとみられます。この奥に白い建物があって、その一部で火災が発生したものとみられますが、壁には薄く焦げた、すすけたような跡が見えます。近所の人の話などによりますと、火災発生当時、爆発したような音、それから振動を感じることがあったということです」

近隣住民（加工業経営者・50代）：「最初『ドン』と言って、ちょっと揺れたものですから、何か飛行機でも落ちたのかなとか、ガスが爆発したのか、そんな感じに思えたものですからね、外に出て見たら煙が見えたもので、爆発したんだ、火災とかっていうよりも爆発したんだなって思ったんですね」

近隣住民（40代）：「窓もガタガタと揺れたような感じはしました。急いで外に出たら、火と煙がすごい上がっていた感じ」

Q：火も上がっていた？

近隣住民（40代）：「私はすぐ見たので火が上がっていました。あと黒煙も出ていた」

近隣には保育園や小学校も…

工場から500メートルほどの場所には保育園や小学校も。地域住民からは不安の声が聞かれました。

近隣住民（40代）：「怖いですね。すごく近くなので、家が。何か避難しなければいけないのかなとか心配はある」

　スズキによりますと、空気中の粉塵を吸引する「集じん機」から出火した可能性があるということです。警察と消防が3日も朝から見分を行い、出火原因について調べています。