あす富士山「完全開山」 相次ぐ遭難に地元市長苦言「苦労するのは地元、冗談じゃない」 静岡・富士宮市

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 富士山はあす10日、静岡側の2ルートで閉鎖が解除され、「完全開山」となります。富士宮市長は会見で無謀な登山は控えるよう訴えました。

 去年の夏、およそ20万5000人の登山者が訪れた富士山。今年は、山梨県側、吉田ルートの開山に合わせて、須走ルートが7月1日に開山。あす開山となるのは、富士宮ルートと、御殿場ルートの2つの登山道です。

富士宮市 須藤秀忠市長:「神聖なる富士山から、これ以上犠牲者を出したくない」

 富士宮市の須藤市長らは6月、県に対し閉山期の登山を禁止するルール作りや、救助費用の有料化に向けた国への働き掛けなどを求める要望書を提出しました。しかし、県は「法的な壁がある」という認識を示していて、山梨県と議論を重ね、実現の可能性を探っています。

あす富士山「完全開山」 相次ぐ遭難に地元市長苦言「苦労するのは地元、冗談じゃない」 静岡・富士宮市

 開山をあすに控えた、須藤市長は…。

富士宮市 須藤秀忠市長:「軽微な、登山の支度もしていない、準備もない、経験もないような人たちを、どうぞどうぞと登山させるわけにはいかない。遭難が発生して一番苦労するのは、地元の救急隊であり、消防隊であり、そういう地元の自治体であって、冗談じゃないと、やめてほしいというのは、真の気持ち」

 無謀な富士登山に対して苦言を呈しました。さらに、閉山期間中の登山についても…。

富士宮市 須藤秀忠市長:「今の状態というのは野放図。登りたい者が勝手に登っている。しかも法を破って。それは許せない話。これから県が中心になってルールをつくっていただけると期待している」

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