「客の年齢層が高くネットやデジタルに疎い」 4200万円横領容疑の信金元支店長代理、顧客の年齢層が高いことを利用か

 顧客の預金を横領した疑いで、静清信用金庫の元支店長代理の男が逮捕・送検された事件で、中高年の顧客がインターネットなどに弱いことを見込んで犯行に及んでいたことが新たに分かりました。

 業務上横領の疑いで7月8日に逮捕、10日に送検された静清信用金庫元支店長代理の男(36)は去年1月から12月にかけて、金利の高い定期預金への預け替えを装い、顧客の口座からおよそ4200万円を横領した疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、元支店長代理は「正確な数字は覚えていないが、4000万円くらいは盗った」と容疑を認めているということです。

 その後の調べで、元支店長代理が「信金のお客さんは年齢層が高く、ネットやデジタルに疎いので、わざわざネットで証書や取引を確認することは無いと踏んでいた」と供述しており、顧客の年齢層が高いことを利用し、犯行に及んでいたとみられています。一方で、被害にあった顧客の中には、ノルマが達成できるよう元支店長代理にたびたび協力していて、犯行に気づけなかった人もいるということです。

 静清信用金庫は、元支店長代理があわせて1億8200万円を着服したとして警察に相談していて、警察は余罪も含めて捜査を続けています。

「客の年齢層が高くネットやデジタルに疎い」 4200万円横領容疑の信金元支店長代理、顧客の年齢層が高いことを利用か