【裁判】「子供を連れて別居する」と妻に迫られ自宅を放火し自殺図る 睡眠薬飲み炎上する自宅で就寝 46歳被告に懲役3年執行猶予5年 静岡・焼津市

 静岡県焼津市の自宅に放火した罪に問われた男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

 判決などによりますと焼津市南小川のアルバイト従業員の被告の男(46)は1月18日に、自宅の2階部分に点火した着火剤を投げて放火したとされています。火は1時間ほどで消し止められ、木造2階建て住宅の2階部分の天井や壁などの一部が焼失しましたが、当時家族は外出中でけが人はいませんでした。

 出火からおよそ20分後に駆け付けた消防隊などに、1階で睡眠薬を飲んで寝ていた被告は発見されました。

 7月10日の判決で静岡地裁の丹羽芳徳裁判長は「妻に『子どもを連れて別居する』と告げられ『死ぬことになっても構わない』と放火した行為は悪質と非難し、発見が遅ければ自宅が全焼した可能性もあると危険性を指摘。

 一方で、病気の影響や家族トラブルで自殺しようと自宅に家族がいないことを確認したうえでの犯行だったとして懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

 最後に被告は、丹羽芳徳裁判長から「犯した罪の重さを認識してほしい」と言葉をかけられました。

静岡地裁
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