静岡市医師会の職員が横領 15年前から不正な会計処理 懲戒解雇処分も刑事告訴は保留
静岡市静岡医師会の職員が、15年前から不正な会計処理を行って横領した疑いで、懲戒解雇処分を受けていたことが分かりました。
静岡市静岡医師会によりますと、今年3月、事務局の職員の机に本来の形式とは異なる県中部医学会の領収書が置いてあるのを別の職員が見つけました。
医師会の調査に対し職員は、不正な領収書を使って横領していたことを認め、8月に懲戒解雇処分となりました。内部調査によりますと少なくとも15年前から横領をしていた疑いがありますが、全体の被害額は分かっていないということです。
医師会は元職員が返済する意思を示しているため、刑事告訴は保留しています。