車いすの70代患者を転倒させ蹴ったか…40代看護師を傷害容疑で書類送検 50代准看護師も暴行容疑で 静岡・沼津市

 静岡県沼津市の精神科病院で、患者に暴行したなどとして40代の男性看護師と50代の男性准看護師が書類送検されました。

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車いすの70代患者を転倒させ蹴ったか…40代看護師を傷害容疑で書類送検 50代准看護師も暴行容疑で 静岡・沼津市

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 静岡地検沼津支部に書類が送られたのは、沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」に勤務していた40代の男性看護師と50代の男性准看護士です。捜査関係者によりますと、男性看護師は去年9月、70代の男性患者を車いすのまま転倒させたうえ、蹴ってけがをさせた傷害の疑い。男性准看護師は去年9月、40代の男性患者の顔を殴ったり頭を蹴ったりした暴行の疑いが持たれています。

 病院は去年12月、2人の行為を公表していて、5月県に改善計画書を提出していました。警察は院内のカメラに記録された映像や関係者への聞き取りから犯行を裏付けたということです。

 2人は病院の聞き取りに対し、「床に落とした食べ物を食べる行動が直らないというジレンマからそういう行動に出た」「行き過ぎてしまった」などと話しています。警察の取り調べにも容疑を認めているということです。2人は既に退職しています。

 書類送検を受け病院側は「今後も県の指導に従い、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。