県立学校6校で計621人分の生徒指導要録を紛失 個人情報の外部流出は確認されず 静岡県教育委員会
静岡県教育委員会は29日、県立学校6校で計621人分の生徒指導要録を紛失したと発表しました。個人情報の外部流出は確認されていないといいます。
生徒指導要録は生徒の氏名や生年月日、学習の記録などを記録した書類。学籍に関する記録は20年、指導に関する記録は5年、それぞれ保存することが法律で定められています。
県教育委員会によりますと、6月30日に沼津工業高校定時制の2014年度の卒業生から、単位取得証明書の発行申請がありました。
発行にあたって生徒指導要録を確認したところ、2012年度から14年度までの卒業生55人分の要録が所在不明なことがわかったといいます。
こうした事態を受けて、全県立学校における保存状況を調べたところ、伊豆伊東高校定時制▽藤枝東高校▽浜松湖北高校佐久間分校▽浜松西高校中等部▽東部特別支援学校伊東分校の5校で、計566人分の要録の紛失も追加で明らかになったといいます。
紛失経緯は特定されていませんが、データの移行時や校舎の建て替え時に紛失した可能性があると考えられるといいます。個人情報の外部流出はいずれの学校でも確認されていないということです。
県教育委員会は、全県立学校に対して文書管理体制の強化を図り、紛失が明らかになった学校には文書管理の取り扱いについて改善指導を実施するとしています。
要録とは別に、各校には卒業証書の授与台帳が保存されているため、卒業証明書の発行は問題なく行えるといいます。