【リニア】JR社長が期待感…岸田総理「停車頻度を調査」発言 ボーリングは「慎重に検討」

 リニア中央新幹線を巡り、岸田総理が、開業後の東海道新幹線の停車頻度をシミュレーションすると発言したことに対し、JR東海の金子慎社長は期待感をにじませました。

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【リニア】JR社長が期待感…岸田総理「停車頻度を調査」発言 ボーリングは「慎重に検討」

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JR東海 金子慎社長:「国土交通省が輸送量の調査を行うことで、輸送量についての具体的なデータが得られることになると思うので、それを活用してさらに検討を深めることができる」

 18日の会見でこのように期待感をにじませたJR東海の金子慎社長。国交省が行う調査に対しては、協力する姿勢を示しました。

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 また、JR東海が1月にも山梨県内から準備を開始し、順調にいけば4月にも県境に到達するとしていたボーリングについては、1月末ごろから開始する方針を示した一方で、「慎重に検討している」と述べました。

JR東海 金子慎社長:「静岡県内の高速長尺先進ボーリングについては、県境付近の断層帯の地質や湧水に関する状況を把握をして実施したいと考えているが、片方で心配の声もいただいているので慎重に検討している段階」

 今後は、静岡県の専門部会で考えを説明したいとしています。