ごみの埋立処分場から未処理の浸出水が川に流入 水質検査では基準値を下回る…健康被害確認されず 浜松市
浜松市は20日、6月の大雨の影響で、平和最終処分場から排水処理工程を経ていない水が流れ出て、公共用水に流入したと発表しました。
浜松市によりますと、西区の平和最終処分場の埋立処分場から未処理の浸出水が、付近を流れる中渡谷川に流入しました。市内で2日と8日から9日にかけて降った大雨の影響で、浸出水の処理が追いつかなかった、ということです。
浜松市が12日に中渡谷川で行った水質検査では、定められた基準値を下回っていて、現在までに健康被害も確認されていません。
浜松市は応急対策に加え、中長期的な対策についても検討していくとしています。